Palmer Gianni Kalpa トノー・ウォッチ

Palmer Gianni Kalpa トノー・ウォッチ

1996年のデビュー以来、パルミジャーニはごく短期間で時計愛好家の注目を集め、滑らかで個性的なフォルムや複雑機構、自社製ムーブメントなど、時計製造の世界で瞬く間に足場を固めてきました。 トノー型のケース、ティアドロップ型のラグ、三角形の針を配した文字盤など、パルミジャーニの時計の中でも特に印象的な「カルパ」です。

Guan Xiaotong氏が着用したParmigiani社の「Kalparisma」(写真提供:インターネット)

パルミジャーニ氏の友人であるアメリカの音楽プロデューサー、ライアン・レスリー氏

パルミジャーニの「KalpagrapheChronomètre」は、トノー型の文字盤に波打つディープブルーの波、精巧なディテール、そして新しい自社製ムーブメントを搭載した時計です。 それでは、このパルミジャーニの時計の魅惑的な美しさを見てみましょう。 (時計モデル:PFC193-1002500-XA1442)

トノーの形状は意外と単純ではない

カルパの誕生は、人間工学に基づいて設計された、身につけてもその存在を感じさせない、ユニークで快適な時計を作ることを目的としていました。 数え切れないほどの検討と仕上げを経て、ミケーレ・パルミジャーニは、時計の寸法、ラグの向き、全体のプロポーションを完璧に解釈し、ついに実現しました。

実際に使用している様子

サイズは48.2×40.9mmで、ミケーレ・パルミジャーニが快適性を確保するために「直線や鋭角を使わない」という原則を常に主張してきたように、この時計もクラシックなトノー型で表現されています。 ケースは18Kピンクゴールド製で、温かみのある鮮やかなメタリックカラーに磨き上げられています。

同じく18Kピンクゴールド製のリューズとクロノグラフプッシャーには、パルミジャーニのロゴが刻印され、その周囲には滑りにくいテクスチャーが施されているため、操作性が良く、滑りにくい構造になっています。

海を連想させるディープブルーの文字盤は、ピンクゴールドのケースとの大胆でアバンギャルドなカラーコンビネーションを実現しています。 文字盤は異なる層に分かれており、中央にはPVDコーティングが施されたディープブルー、外周には放射状に機械彫りされたエナメルに手彫りのファセットインデックスがアクセントとして施されています。

3時と9時の位置には上質なゴールドの縁を持つ2つのスネイルカウンター、6時の位置には針付きのスモールセコンドセクター、12時の位置にはハーフデイトの瞬間移動窓が配置されています。 様々なデザインのディテールは、バランスのとれた読みやすさを実現するために設計されており、個々の時間情報が文字盤上に明確に表示されています。

全体的な美しさは、文字盤のブルーと呼応するエルメスのブラックアリゲーターストラップのディテールに反映されており、ピンクゴールドのフォールディングクラスプで仕上げられています。

ムーブメントには、開発・製造に6年を費やしたパルミジャーニ自社製キャリバーPF362型を採用し、65時間のパワーリザーブを備えています。 このムーブメントには、コラムホイールと垂直クラッチ機構が搭載されており、精度とユーザーの快適性を確保しています。 また、可変慣性のバランスホイールをブリッジングプレートで固定することで、衝撃に対する強度と安定性を確保しています。 裏面はバックトランスファーになっており、バーレイグレインの機械彫りが施された22Kゴールド製の自動巻きトゥールビヨンが見事に再現されています。

結論:高級ブランドの中でもニッチなモデルであるパルミジャーニは、次々と人気モデルを発表し、時計製造の道を歩み続けている。 丁寧にデザインされたトノーの形状や、何年もかけて出てきたムーブメントなど、ブランドの精神とクラフトマンシップが感じられます。